顎関節症
顎関節症とは?
額関節症とは虫歯・歯周病に次ぐ第3の歯科疾患です。
これは自分の歯がある方・ない方に関わらず起こりうる疾患で、
軟らかい食事や食べ物が多くなり顎が小さくなっている現代人に起こりやすい疾患です。
症状としては、
- 軽度口を開閉させると日常生活には支障はないが関節に’カクン’と音がする。顎にだるさを感じる。
- 中度関節が’ザリザリ’、’ピキピキ’と鳴り、痛みを伴うことがある。
- 重度口が開かない・口を開けると常に痛みを伴い食事をするのが困難である。全身症状(肩こり・頭痛・痺れなど)がつよい。
この疾患は日常生活と深く関わっており、生活習慣を改善することで症状が良くなることもあります。
顎の関節に負担をかける良くない生活習慣として以下のものが挙げられます。
- ほおづえ授業中・仕事中・食事中・テレビを見たりパソコンをしながら、いつも"ほほづえ"をしている癖がある
- 寝るときの姿勢うつぶせで寝る・左向き及び右向きに寝るなどの癖がある
- 歯ぎしり他人に指摘されたり、自分で感じることが多い
- 食事中の噛み癖左又は右のどちらかで噛む癖がある
- 食いしばり口元に常に力を入れる癖がある
▼顎関節によくない姿勢
当院では顎ズレ検査・全身調査表・生活習慣問診表などを参考に、 かみ合わせの調整やマウスピースを用いた治療を行います。さらに重症の場合は、特殊なマウスピースで 顎のズレを正しい位置に移動させる処置をします。